Steamでデモンゲイズリメイクが発売されるまでDRPG欲を抑えられず、チームラゲーに手を出したので遊んだ感想を書いていく。ネタバレも多少含むのでやってみようかなと思っている人は注意です。
東京新生録オペレーションアビス
ゲームの流れとして進行度ごとにレベルキャップがあるのだが一学期が苦行過ぎて辛く、テンポ悪い、敵が強い、レベルキャップがあるという状態で大体のDRPG初心者や興味があって始めたプレイヤーがゲーム中盤の二学期に行くまでに諦める理由がうなづける要素が多かった。また、SF要素があり武器種、職業がわかりにくいのもとっつきにくい。
また、久しぶりにオートセーブのないゲームに触れて数時間吹っ飛んだりしたのも精神的に辛かった面がある。今のゲームは本当にどんどん便利になっていく一方で取り残されるジャンルにもやはり問題点があるなと感じた。
私が初めて触れたDRPGがデモンゲイズでその次にルフランの地下迷宮と優しめのものだったのもこういった評価につながっているのかもしれない。
しかし、二学期に入ってからはギャンブルコードというランダムで上位の装備が出る可能性のあるガチャ的な要素は非常に面白かった。また、レベルキャップもほとんど気にしなくてよくなるのでレベリングしてトレハンして装備をギャンブルコードでガチャして変換するのは夢中になって遊べる要素の一つ。チームラゲーのDRPGだけあってステータスは体力の最低要求値があったり、次点で運が様々な回避率に影響していたりと事前にある程度の知識がないとやはりDRPGは取っつきにくいジャンルだなぁと改めて感じた。

とは言え、中盤からはDRPGの緊張感のある戦闘、事前準備をしっかりして刺さった時の快感、鑑定して高レベルだった時の喜び、謎解きの楽しみはあった。

クリア後のレベルは大体27前後でクリア後も30ちょっとで攻略したのだが適性レベルがわからなかったなぁ…
デモンゲイズもルフランも絵柄が気に入って音楽も良かったので取っついたが結構その辺から入ってると難しく感じるくらいの難易度で序盤がキツイ以外はDRPG経験者なら楽しめる作品。学園+SF+DRPGに興味があるならおススメ。
ストーリーの感想
アリスを我慢出来れば面白いがアリスが出しゃばり暴力系のヒロイン的な立ち位置なのでアリスが嫌いになったら積みゲーになるのは間違いない。物語終盤から最終決戦のまでの盛り上がりが熱く王道の展開は良かった。また、SF的な要素がちりばめられていたのはSF好きとして楽しめたが、物語をゲーム全体でみると終わり方がだいぶ中途半端なので不完全燃焼といった感じだった。
東京新生録オペレーションバベル
オペアビからぶっ続けで続編を遊んだが正直オペベベだけで楽しめる。基本は前作と同じだけど、マップからの自動移動が早かったり、戦闘高速化追加などUIが地味に改善されている。

ストーリーやマップは前作をやっていないと多少わかりにくい部分もあるが、話の展開、ゲームのテンポの良さが、あって非常に快適に遊べた。序盤のレベルキャップもなく、クロスブラッドシステムでメインとサブのクラスを併せ持つというのは凄く楽しかった。

クリア時のレベルは前作よりも高めで30前後、ステ振りもメインサブの職業を持てたおかげで体力に余裕が出来て比較的自由に降れて楽しかった。
ストーリーの感想
前作が一学期+二学期で中途半端に終わっていたのがオペバベの三学期で物語完結となる。
なので前作のオペアビよりは必然的にボリュームが少ない部分はやや不満で、完結作だけあって学園パートやキャラのやり取りがある日常パート少ないので学園的な要素がないのは残念だった。
とは言え、今まで謎が多かった人物の正体が明かされていったり、前作よりもこの戦いは負けられないといった熱い感じの展開が多くて良かった。
総評
SF風造語で覚えるまでが理解しにくくなっているのも不便でわかりにくいのがとっつくには致命的で
どのゲームにもある要素をわかりにくい言葉で説明されるのはきつかった。
オペアビはテンポが悪いので、ストーリーの予習をしてからオペアビを遊んだほうがストレスなく遊べるかなといった感じ。正直、全部まとめて大ボリュームのリメイクにしてくれないかなと思った。
多少の欠点は多少あるが総合的におススメ出来るシリーズなのでSF、DRPGに興味があるなら安いので暇つぶしにはちょうどいい作品だった。
コメント